ローケツ染とは?

熱で溶かしたロウを筆に含ませ綿生地に模様を写し染め抜いたものです。

ロウで綿生地に模様を描くことによりロウで模様を描いた部分に染料がのらないので

模様の部分が白く染め抜かれます。

ローケツ染の特徴

ロウの鍋

ロウを含ませた筆で描くので墨書きと同様筆のタッチが得られます。

一度ロウで描いた模様の上にもう一度重ね描くことによりロウに厚みの差が生じます

染色の時にその厚みの差により 色の濃淡が出来るので立体感が出ます。

又 模様を描いた綿生地を染めるとき自然にひび割れが入るため

ひび割れに染料がにじみ なお一層ローケツ染めの魅力となります。

筆は,高温に強い筆を使用し温度は,約150℃で描きます。

ロウは,温度が高いと生地の裏まで透き通り温度が低いと半透明になり

生地の表面だけにしかのりません。

その差をわざとつけることによりまた 深い味わいの表現ができます。

ロウについて

ワックス

パラフィンワックス=石油製品,厚みがなくヒビ割れしやすい。

マイクロワックス =石油製品,粘着性が強くヒビ割れ難い。

木ロウ      =植物性,柔らかい表現になる。

カルナバワックス=植物性,はっきりした細かな亀裂が特徴。


当工房では、筆で描きやすくローケツ染の特徴である亀裂が

入りやすいように数種のワックスを配合して使用しています。